ご案内

INTRODUCTION

展示館としての考え方

レコード歴史展示館60’sでは、レコードを単なる音楽メディアとしてではなく、「時代資料」として展示しています。

一枚のレコードには、当時の若者文化、街の空気、流行、デザイン、社会背景が凝縮されています。そのため、館内では音楽ジャンルだけでなく、「時代性」を重視した展示構成を行っています。そのレコードがリリースされた時代変遷と共に昭和クロニクルを紹介しております。

来館者の皆さまには、“懐かしさ”だけではなく、その時代を生きた人々の熱量や空気感を感じていただきたいと考えています。

アナログレコードで振り返る昭和

1950’s

戦後復興とともに広がった音楽文化。 SP盤からLP盤への移行期。映画音楽やジャズ文化も大きく花開きました。

1960’s

ビートルズ来日をきっかけに、日本全国で洋楽ブームが拡大。グループサウンズ、ラジオ文化、カバーレコード文化が若者たちを熱狂させました。

1970’s

フォークソング、学生運動、反戦歌。音楽が社会と深く結びついた時代。新宿フォークゲリラなど、若者文化の熱気が全国へ広がりました。

1980’s

パンク、ロック、ヘヴィメタル、インディーズ文化が加速。富山でもライブハウス「ミューズ」を中心に独自の音楽シーンが形成されました。

レコードとの関係

なぜレコードなのか

レコードには、単なる「音源」以上の魅力があります。

ジャケットデザイン、紙質、盤面の質感、時代特有の印刷技術、そしてニオイ。それらすべてが、その時代の文化を映し出しています。
CDやネット配信では便利に音楽を楽しめますが、「時代の空気感」を残す媒体として、レコードには独自の存在価値があります。

館長・竹島精一は、音だけではなく“モノとしてのレコード”に強く魅力を感じ続けています。

レコードに魅力を感じたきっかけ

高校時代に洋楽へ興味を持ち、レコード店へ通うようになったことが始まりでした。当時は、オリジナル盤と日本語カバー盤を聴き比べる文化もあり、一枚一枚に個性がありました。

レコードは単なる商品ではなく、「憧れ」や「青春そのもの」だったのです。

ジャケットや盤そのものの魅力

館長・竹島精一が特に重視しているのは「初盤」です。初盤には、その時代特有のデザインや印刷、色味、空気感が宿っています。ジャケットを見るだけで、その当時の文化や社会背景を感じ取ることができます。

レコードとは、“音楽を聴くためだけのもの”ではなく、“時代を保存する文化資料”でもあるのです。